とりとめのない備忘録

賢さを求めて

ミンスキートロン

寝たくない理由があり、ネットを放浪している内、この記事に辿り着いた。

知られていない「人工知能の父」 | THE ZERO/ONE

マービン ミンスキーという人物について書かれた記事である。

ダートマス会議に参加し、人工知能学を立ち上げ、研究を進めた一人だそうだ。

まだ半分しか目を通していないため、詳しく知りたい人は記事を読んでみてほしい。

 

幼少期からどんな事に興味を持っていたのか、どういった意思決定の元に行動し続けた結果、どれだけの成果に結びついていったのかを知る事が出来る良い記事である。

人物についての興味は勿論あるのだが、途中に出てきた装置について心惹かれたのでこうして備忘録を書き留めている。

 

題名にある、ミンスキートロンである。

プログラムをトグルスイッチで制御する事により、様々な模様が描画される装置だ。

是非とも実物を体験したいところではあるが、エミュレータが公開されているそうなのでソレをいじってみた。

http://www.masswerk.at/minskytron/

 

点の軌跡で描かれているのだろうか、素早く動く点と、円の軌跡が画面上に表示される。それを眺めているだけでも十分に心地よいのだが、いくつものバリエーションが用意されている。画面下部のトグルスイッチをクリックでon/offし、右端のボタンを押す事で、新たな画面が生成される。

 

画面全体がノイズのように変化してしまったりもするが、試している内に綺麗な組み合わせが見つかるだろう。試すのが億劫な場合は、画面上部のプルダウンメニューにプリセットが用意されているので、ソレを一通り試すだけでも十分に楽しめるだろう。

 

手描きのアニメーションの場合、コレだけ滑らかで精緻に構成された、破綻のない動きを描写するのには随分と骨が折れる。

 

羨ましさと妬ましさが入り混じりながらも、プログラミングならではのビジュアルに見入ってしまった。